隣りのぷ〜さん
早稲田伊知朗(わせだ いちろう)は自暴自棄になっていた。
会社をリストラされ、失業保険も切れた。残った貯金も、あと2ヶ月もすれば尽きるだろう。
死を覚悟した俺の脳裏に浮かんだのは、唯一微笑みかけてくれた女の子のこと。そう、通勤の時にいつも見かけた、ミニバイクの女の子のことだ。
「死ぬ前に、あの子のパンツが見たい……」
そう思い立った俺は、その子のパンツを覗こうといつも出会う道路に寝そべった。
しかし、見えたのはパンツじゃなくて、ミニバイクのタイヤだった。そう、俺は轢かれてしまったのだ。
暫くして気がつくと目の前には可愛い女の子が俺を見つめていた。
……
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