Dang! Dang! 団地妻 −わたしだけの旦那さま−
藤堂 隼人はごく普通の学園生。
少し違うところがあるとすれば、両親が遺産として残したマンション群……。
いわゆる「団地」のオーナーであり、管理人的役割をすることで生活を立てていることだった。
ある日、住人の募集をかけることになったのだが、そのパンフレットの文面を考えているときに幼い頃の思い出が蘇る。
「わたしね? 団地妻になるのが将来の夢なの」
隼人にとっては幼い初恋の相手の言葉だった。
なぜ思い出したのか分からないが、勢いに任せて冗談任せに募集欄に書いてみた。
『団地妻募集中。お相手は、マンション管理人・藤堂 隼人』
不況のせいか、入居者の集まりも ……
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